慶応高校の色々

通学時間
ほとんどの人が関東の比較的都心に近いところから通っているので１時間が相場。
稀に静岡や埼玉の奥地などの遠方から通っている人を見るが、大変そうだ。

貧富
総じて金持ちが多い。
幼稚舎の出身者は例外なく金持ちだ。
慶應高校の普通は公立高校の上流階級である。
田舎の公立出身者から見れば、カルチャーショックだと思う。
もちろん公立高校で言う普通の人も結構いる。

性質
本当に色んな人間がいる。
不良と言う人間も存在するが、彼らは大半は金持ちなので、たちの悪い人間でないことが多い。

学力
受験勉強のないぬるま湯のような環境にに浸かりきっているため、一部の人間を除いては全員バカである。もちろん私も含めて。
根本的な思考能力が高い人ならそれなりにいるのだが学力は低い。
受験の時は全国トップクラスに出来ても、入学後は普通の教科書の内容が分からなくなるのが一般的な塾高生。
世間の学校と違ってそこまでの勉強量は強いられないので、入学後もそこそこ真面目やっていくことをお勧めしたい。
とあるアンケートの結果によると、全校生徒の約２０％が塾に通っているらしいが、知る限りはその多くは内部生である。

留年生
通称落生。内部生が極めて多く、クラスの中心的人物となることが多い。
１クラスに平均１人はいるが、クラスによっては５〜６人いるところもある。
慶應高校ほど留年生が溶け込んでいる学校は日本全国他に存在しないと思うくらい、自然な存在である。
怖い人もいるのかもしれないが、私が知る限りはいい人ばかりだ。

運動
スポーツがとても盛ん。
体育系ではラグビー部他全国レベルの実力を有しているクラブが多数あり、最近では硬式野球部が神奈川県大会の決勝まで進出し久方ぶりの甲子園出場かと関係者を沸かせた。

男子校
高校生の男子が２０００人弱いるのだから、男くさくなって当然である。
下ネタが平然と飛び交う世界は、なんともいえない。
これは人それぞれ好き嫌いがあると思う。

内部生と外部生
両者が半々になるように構成している。
内部生は既に人間関係が出来上がっているので、入学直後からなじんでいる。外部生は肩身の狭い思いを強いられることになるが、１ヶ月もすれば大体は区別がなくなる。